髪を染めたり、戻したり。傷んでしまって手がつけられない

髪を染めたり、戻したり。傷んでしまって手がつけられない

俺は髪を染める、理由はないけど、自分を尊重するためというか、まあようするに存在感をアピールしたかったんだろうな。
で、先生は怒り、親は強制的に黒髪に戻させるというのの繰り返し。
そんな高校生活が終わり、俺は当然のごとく、フリーター人生を歩き出すかと思われたが、何故かと言うか、運良くと言うか、東京の大学に進学できたのであります。
東京の大学を選んだ理由は至って簡単で、親に煩く言われるのが嫌だったからというのと、仲間がみんな東京に行くと言ったからです。
そして、上京後は予定通り、夜の盛り場でバイトをしながらの自由気ままな学生生活、もう、どんな色に髪を染めても、誰にも文句は言われない、やりたい放題の毎日でした。
気分次第で金髪に染めたり、飽きるとまた茶髪に戻したり、わざと真っ黒に染めた事もありました。
俺が高校時代からずっとこんな気楽な人生を歩んでいたのは、バンドをやっていたからでした。

 

けれど大した実力もない俺たちが、バンドで食っていける訳もなく、そろそろ就活を考えなければならない時がやって来ました。
真面目に就活をするためには、もう茶髪だの金髪だのはやっていられません。
こんな俺を正社員として雇ってくれる会社があるかないかは分からないけど、就活する以上は何が何でも雇ってくれる会社を見付けたいと思いました。
そのために、ついに俺は、髪の色を天然に戻す事にしました。
ところが、髪の毛がもう完全に傷んでいて、いくら色は抜けても、見栄えの悪い色をしています。
それに、全体的にパサパサで、ところどころ縮れ毛になっているところもあります。
ヤバい、この髪の毛ではスーツを着て面接に行っても、受かるはずがない。
恐らく、この頭を見て、こいつは高校時代不良だったろうと思う人もいるだろう。
ヤバい、どうしよう、なんとかならないのかっと思ったが、一度傷んだ髪の毛を元に戻すのは難しいと言われました。
最近は髪のダメージを防ぐ白髪染めというのも沢山出ていますが、俺たちが使うような染色剤は、まだまだ髪を傷める確立はめちゃめちゃ高いようです。
しかも、ずっと同じ色にカラーリングし続けてるのならまだいいんだろうけど、俺の場合は、いろんな色に挑戦して来たからなぁ。
いろんな薬剤を髪にバンバン塗っていた事になり、柔らかいストレートヘアに戻すのは、多分無理だろうという話でした。

 

取りあえずはダメージヘア用のシャンプーやトリートメントで応急処置を試みてはみたものの、そんなもので簡単に改善される訳がない。ハーブガーデンシャンプー
しかも、よく鏡を見ると、ところどころ薄くなっている部分を発見しました。
どうやら、毛根そのものにも大きなダメージを与えていたようです。
とにかく、俺の髪の毛に対する悩みは、ますます深刻なものになっています。
染めたり抜いたりするのは簡単だけど、バージンヘアには戻せないってこと。
きっと遅かれ早かれハゲるんだろうなと覚悟しつつ、若気の至りを後悔しています。

不妊